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浦和サポーターの熱い想い - 日々のニュース・雑感

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浦和サポーターの熱い想い

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浦和レッズスルガ杯初制覇

8月15日に、スルガ銀行チャンピオンシップ2017が埼玉スタジアム2002で開催された。
昨年ルヴァンカップで優勝した浦和レッズと対戦するのはブラジルのシャペコエンセである。

今回、スルガ杯に初出場となった浦和は、7月30日にミハイロ・ペトロヴィッチ監督が
成績不信で解任されたばかりであり、後任として新しく指揮するのが堀孝史監督である。

対戦相手は南米の強豪であるため守備的にゲームを進めるのかと思ったが、
前半は浦和が押し気味にゲームを進めていた

柏木陽介、マウリシオ・アントニオからくさびの縦パスを入れチャンスメークをしていた。
対するシャペコエンセは、浦和の攻撃に対応するのが精いっぱいで
前半のシュートはわずかに1本(浦和は3本)におわり、前半は0-0で終了した。

後半は前半とはうってかわってシャペコエンセが押し気味にゲームを進めた。
しかし、GK榎本哲也のファインプレーもあり失点を0のままゲームを進める。

ここ最近のJリーグでも失点を重ねていたチームとは思えないくらいの集中力を見せる。

ゲームが動いたのは後半43分ペナルティエリア内でズラタンが倒されると主審はPKの判断
シャペコエンセの選手は激しく抗議をするが認められず
阿部勇樹が冷静にゴール右隅にボールを流し込み決勝点となった。

 

いつも何かと話題の浦和サポータ―

主審がPKと判断してから約6分程度の抗議
これはサッカーの中では非常に長く、その後のアディショナルタイムも10分と
非常に長い時間をとった。

その間浦和サポーターからのブーイングはやむことなく
シャペコエンセといチームに浴びせられていた。

ここまではごく普通のことだが
浦和サポーターは過剰なブーイングや差別的な横断幕など
今まで結構お騒がせ的な存在であった。

しかし今回は良い意味で有名になった。

そもそもシャペコエンセというチームを知っている方はどれだけいるだろうか?

バルセロナやレアルマドリードといえばサッカーが好きな人以外も知っている人がいるかもしれない
南米のシャペコエンセというチームを知っている人はサッカーが好きな人かもしれない。

ニュースにもなったが
このチームは2016年11月に起こった
チャーター機墜落事故で多くの選手やスタッフを失ったチームである。

話を戻すが、試合中あれだけ鳴りやまないブーイングをしていた
浦和サポーターではあるが、表彰式後は

ポルトガル語で
「もう一度、世界の舞台で戦うことを楽しみにしています。ありがとう、友よ」
と書いた横断幕を掲げた。

これには最後まで不服そうに開いていたシャペコエンセの選手たちも
最後は笑顔で手を振ってグラウンドを後にした。

改めてスポーツを通して人と人との関わり合いを感じた感慨不快試合であった。
国内のカップ戦やリーグ戦だけでは決して感じることができない部分であるため
このような国際的な試合だからこその出来事なのだろう。

 

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