どんどんリハビリ業界にも新しい技術が
近年再生医療とともに様々な新しい技術が出てきている。
今回は脊髄損傷の人の例です。
これは運動をつかさどる脳の領域にコンピューターチップを埋め込むことで
腕を動かす信号を読み取るチップを開発しました。
信号をコンピューターを介して
ひじから手首にかけてつけた130個の電極に伝え
筋肉を刺激する仕組みをつくった。
まだまだ希望が持てる
今回実際に行ったのは24歳の男性
6年前に交通事故で脊髄を損傷し、脳からの指令が腕の筋肉まで届かなくなった
2年前に同様の仕組みで
この男性は手を握ることができたが
今回はさらに、手の指を1本ずつ動かすことや、手首を動かせるようになった。
これはとてもすごいことです
指を1本ずつ動かすことは、つまり分離して動かすということであり
物をつかむことはもちろん、様々な作業を行うことを可能にします。
また手首を動かすことは物を扱う手の角度の調節をするので
作業の効率が上がります。
とはいえ
少しでも動く≠動かない
なので、少しでも動くということはこの男性の言うとおり
未来に希望が持てるというポジティブな考えが出てくるものだと思う。