そもそも記念日って何?
記念日
何らかの物事や過去の出来事を記念する日である。
記念
あとの思い出として何かを残しておくもの、あるいはそれによって残されたものである。
このことをわかっていて使用すると良いことでも悪いことでも「記念日」を使うことは
言葉の上では問題はなさそうである。
では何が問題なのか?
おそらく心情の問題だけだと考えるが、意外にも若い男性で違和感を感じる人が多いそう。
なぜなら最近はちょっとした記念日にも敏感でなければならないことが多くなっているからである。
- 付き合った記念日
- 出会って〇〇日の記念日
- 初めて〇〇した記念日
挙げればきりがなさそうだが、そういった基本的に良いことに対して(どうでもいいことも多いが)
使用されてきたのが「記念日」という言葉なのでみな違和感を感じるのだろう。
表現の仕方が多いのが日本語の難しさ
表現が多いということはそれだけ多彩で繊細な表現ができるということではあるが
その反面相手への伝わり方もそれだけ多いということである。
そのため自分の意図していない伝わり方をしてしまって
あとあと弁解をしなければならない人もいるだろう。
ちょっとした「記念日」という言葉でさえ敏感に反応する日本人は
やはり繊細な民族なのだと思う。